PackerでVirtualBoxのUbuntuイメージを作る話
Packerのインストール
ダウンロードしてきて好きなところにぶちまけるだけの簡単なお仕事です。
- Packer Downloads: http://www.packer.io/downloads
今回はWindowsを使うので、zipをダウンロードしてパスの通った適当な場所に置きます。
OSのインストールイメージの取得
適当なところからダウンロードしましょう。理研さんとかが良いですかね。
Packerはインストールイメージの検証を行うので、MD5SUMSまたはSHA1SUMSもダウンロードしておくと良いです。
もしこの記事に従ってainoniwa/packer-templatesを使う場合は、恐らく気にしなくても使えるんじゃないかと思います。
フォルダ構造とファイル群
こんな感じですかね
|
|
- build1204_3_vbox.bat: 単にpacker.exeを起動するだけのバッチファイル
- disable_udev_persistent_net.sh: OSインストール後の追加設定その1。仮想マシンをクローンすることを想定して、eth0とかを固定しないようにする設定を入れる
- enable_serial_ttyS0.sh: OSインストール後の追加設定その2。シリアルコンソールを有効化しておく
- preseed.cfg : Debian系のOSで使われる自動インストール用の構成情報が書かれたファイル
- ubuntu-12.04.3-server-amd64.iso: さっきダウンロードしてきたUbuntuのCDイメージ
- ubuntu1204_3_vbox.json: Packerの構成ファイル
build1204.3-vbox.bat
|
|
disable_udev_persistent_net.sh
|
|
enable_serial_ttyS0.sh
|
|
preseed.cfg
|
|
ubuntu1204_3_vbox.json
|
|
自動インストール
適当にbuild1204_3_vbox.batをダブルクリックすれば、同じフォルダにubuntu1204_3_isoが出来上がる。
出来上がりまでは座して待つ。
ちなみに、インストール時の初期ユーザ名は我らが雪さん(username:yuki / password:yuki)です。ainoniwaだけに(これが言いたかった)
うにょうにょインストールされていく。
出来上がるとこんな感じに。
後は、ovfファイルをダブルクリックとかして、VirtualBoxにインポート。
後は起動すれば使える状態になる。
いくつか作って置いておくと、別の作業しながら試験環境作れてお得です。