はじまり
wireshark v1.12以降、もしくはDevelopment Releaseを使えばOpenflow 1.3のデコードも普通にできるんで、そっちを使いましょう。マジで。
http://www.wireshark.org/download.html
俺「これが俺の全力(主観)ですね」
先生「これがお前の全力だと?とんだロマンチストだな!」
(‘A`)…
openvswitch-2.0.0をインストール して GNS3を使ってとりあえず動かす ところまでやったわけですよ。
で、引き続きOpenflowの動作確認とか簡単なアプリ開発でもやろうかと思っていたんだけど、まずはデバッグできるようにした方がいいよな、と思うじゃないですか?
スタート
前略、 Googleで “windows wireshark openflow 1.3"とかで検索 するじゃないですか。
で、Openflow1.3のWireshark dissectorが見当たらないんですよ、windows的に考えて。1.0のはDLLがあったりして良いんですけど。
Linux的にはこの辺が有名なんですよね。
https://github.com/CPqD/ofdissector
1.3のデコードがしたいの!ボクは!
で、Windowsでも動くように、LuaでDissectorを書き始めました。
まぁそんなに量も多くないだろう、とか思ってopenflow-spec-v1.3.0.pdfとにらめっこしながら途中まで書いたので、githubで公開しておこうと思いました。
https://github.com/ainoniwa/of_dissector_lua
「コンパイルとか超面倒なので…」とか思って始めたんですけど、これ、登山で言ったら5合目付近で既に下る体力無くなって座り込んでる感じです。
もう投げ出したいので、是非Windowsで使える代替Dissectorを教えてください(真顔)
- Windowsの場合は
C:Program Files/Wireshark/plugins/1.10.3に置く。 - Linuxの場合は
/usr/lib/wireshark/libwireshark1/pluginsに置いて/etc/wireshark/init.luaのdisable_lua=trueをコメントアウト。
それで多分使えるんじゃないかな。
手元の動作確認環境は、以下のどちらかです。
- Windows8 + Wireshark 1.10.3
- Ubuntu 12.04.3 + Wireshark 1.6.7(aptで入るやつ)
です。
今のところ非常にスタンダードなPacket-In, Packet-Out, Flow-Mod位(あとはFeature Replyとか細かいの)しか対応してないけど、目薬の成分表示の紙程度には使えるんじゃないですかね。
以下、どんな感じで見えるかスクリーンショット貼り付けるだけです。
Packet In

Packet Out

Flow Mod

Feature Reply

Ubuntuで動かした版

終わり
以上、お亡くなり。