TX100 S3がキタヨー

TX100 S3が届いたので写真撮って出し

サマリー

富士通から絶賛発売中の静音PCサーバ PRIMERGY TX100 S3が到着した。

http://primeserver.fujitsu.com/primergy/products/lineup/tx100s3/

軽く中身を見ていく。

(しかし、注文から2週間もかかるなんて…売れてるのか他が忙しいのか…)

構成

今回は、OSレスの最小構成になっているはず。

  • ベースユニット: PYT103T3E タワーベースユニット(250W電源(0-Watt function) 1)
  • CPU: PYBCP10CD Celeron プロセッサー G530(2.40GHz / 2コア / 2MB)
  • メモリ: PYBME02UA 2GB(1333 UDIMM1)

以下写真ぺたぺた。

とりあえず外観。表と裏。

付属品など。

開帳。

緑色のHDDレールみたいなのが付いている部分が、3.5inchシャドウベイ、という扱いなのだろう。

ケーブルの取り回しが予め想定された程度に固定されている。

付属のSATAケーブル。30cmが4本、45cmが1本の計5本。

中央のケース内ファン

ケースフロント下部のファン

CPUファン

オンボードVGAにATI 215R6VALA21G。

表外したところ。

あれ…もしかしてフロントの3.5インチオープンベイって下1個使えない?っぽいなぁ…壊せばなんとか。

5インチオープンベイは奥まですっきり。

何故か銀紙で塞がれるフロントポート群

とりあえず電源を入れる。

LSIのRAID。BIOSで初期設定がRAIDなんだろうなぁ…再起動してBIOSに移動。

とりあえずVt-dはどうなのかと思って確認。Celeron G530搭載タイプなので、そもそもグレーアウトされててサポートされてない。TXTも同様。

デフォルトがRAIDだったのでAHCIに変更。これだけでGT110bを捨てる理由になる。

さて、LANはPXEどうしようかなー…ぁん?iSCSI…?

iSCSIに設定して再起動、Ctrl+DでiSCSI設定モードに…入れる。

とりあえず"P"を押してPRIMARYに…出来る。

isc-dhcpd.confにこいつのMACを登録してLU見せてみる。

普通に起動しようとする。

キ「つまり、TX100 S3はBIOSの設定とDHCPの設定のみ行えば、クローンをすぐにでも動かせるってことだよ!」
ΩΩΩ「な、なんだってー!」
その後、オンボードでiSCSI Bootが出来るという事実だけで残りのBIOSには興味がなくなってしまった。
後できっとリモート管理とか、何故かPCIe3がDisableになっていた事実を思い出すだろう…。

後は軽く電力測定。起動直後で37W。

grub画面1分放置で27W。

立ち上がりの最中は18W。

全体的に省電力というのは事実のようだ。

その他雑感

  • 本当に静か。起動しても耳寄せないと気づきにくい。あと、「起動時のみ爆音」みたいなことも無く最初から最後まで静か(あくまで個人の感想です)
  • デフォルトBIOS設定だとFANが1個でも無いと起動しない。(BIOSでPOST Errorsをdisableにすると回避可能)
  • CPU載せ替えたらVt-dとか使えるのかは知らない。
  • Ethernetは82574L + 82579LM

このあとは、Solarisを入れてストレージサーバとして完成させる工程が待っている。
…のだが、少々時間がかかりそうだ。

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