Q77とUbuntuとHeadless

DQ77KBでIntelAMTを使う話

サマリー

DQ77KBにUbuntu Server 12.04.2を入れる。
でもモニタとかディスプレイを挿さないので基本はsshだけど、必要に応じてVNCにしたい。
という当たり障りの無い話を書く。

IntelAMTを使う

DQ77KBにはvPro機能の一部であるところのIntel AMTが搭載されている。もちろん対応CPUを載せればの話だ。
Intel AMTの操作には、普段はManageability Commander Toolを使う。

  • Serial Console Redirectionモードで動くのでBIOSを見ることもできる
  • CDは手元のisoファイルをIDE Redirectionすることで、IPネットワーク経由でCD Bootが出来る

すると、ディスプレイを挿す必要もなくなる。
素晴らしき遠隔操作(と地雷を踏んで結局ディスプレイを挿してデバッグする)世界へようこそ。

DQ77KBのBIOSを0049にアップデートしたところ、UEFI Bootはデフォルトでenable。
まず面倒なので、これをdisableにする。
enableのままだと、何故かIDE-R中にisoイメージの転送が止まって、最初にkernel読み込ませろよハゲ、って言われちゃう。
(はっきり言ってIntel AMTは随所にハマりどころがあって、クソゲーの様を呈している)

Ubuntu Server自体はIDE-Rを使ってインストール。
(特に説明してないですけど、mSATAが挿してあるのでそれに。)
この時、IPの設定とOpenSSHを追加でインストールしておく。
(忘れると、結局ディスプレイとキーボードを挿す羽目になるので。IPはDHCPでも推測可能なので別にいいかな。)

sshd_configは起動後に適当に調整。適当に apt-get update; apt-get dist-upgrade -y したりしておく。
後は、デスクトップを入れてVNCの設定をする。今回は軽めのxubuntu使う。

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$ sudo apt-get install xubuntu-desktop tightvncserver
$ sudo vi /etc/lightdm/lightdm.conf
# add follow code.
[VNCServer]
enabled=true
port=5901
width=1200
height=720
depth=16
$ sudo /etc/init.d/lightdm restart

これでVNCでX.X.X.X:5901にアクセスしてLightDMのログインフォームにアクセス出来るのでログインすればいい。
ただ、VNCでログインすると色々なアプリがクラッシュするので、ubuntu-desktopにした方が安定するんじゃないかな…と、思う。
日本語周りはよく分かんないので放置。英語でおおよそ十分ですからゆえに。

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