個人メールアカウント(gmail)でもvMX Trialできた記念雑記

個人アカウントでvMX Trialのダウンロード権限を手に入れるまでのボヤキです。

個人メールアカウント(gmail)でもvMX Trialできた記念雑記

What is vMX Trial ?

Juniper社の開発しているMXシリーズの仮想アプライアンスですが、少し前からトライアルで公開されています。
これ: http://www.juniper.net/us/en/dm/free-vmx-trial/

機能系の確認をするだけなら十分そうです。
マジかよ僕も手元でJunos生活できるのか。
よし、じゃあダウンロードだ!と気持ちを新たにします。

ダウンロードできない

ダウンロードにはまずログインしろを言われます。
個人で密かに調査活動するのが趣味なので、とりあえず個人のgmailアカウントでJuniperのゲストアカウントを作りました。

するとどうでしょう。

なんと、vMX Trialのダウンロード権限がないと怒られるエラー画面とお付き合いを始めることになったのです!
たぶんこれが2016年1月ぐらい。
しょうがないのでvSRX(旧Firefly)とかダウンロードして使ってました。

前回のなんとやら!

で、たまに話題になる度に「vMXがダウンロードしたいよう!」という問い合わせを投げていたのですが、今一つ反応が芳しくありませんでした。
で、Juniper社も業を煮やしたのか、問い合わせが多かったのか、ダウンロード申請の記入内容が事細かに案内されるようになりました。

1
2
3
4
5
6
Click here for instructions on how to install the license key.

For Issue Type, select “Access to software downloads”
For Description of Issue, type “60-day vMX Trial”
Fill-in the remaining fields as requested
A Juniper Customer Care representative will contact you within 24 hours.

そして、迷惑になってごめんなさい、と思いつつ再度Webからリクエストを投げたところ、「所属組織のメールアドレスと会社名を言え」というメールが帰ってきました。

「あぁ、やはり個人には過ぎた要求だったのだ」と。
一応「これは個人で使いたいから会社名とかは言えないんだ」と書いて返信し、半ば諦めていました。
その数日後、Juniperのサポートお姉さんから英語の電話がかかってきたのです。

  • ちなみに、国際電話がかけられない場合は「お前の電話番号かからねーじゃねぇか、このIssueはcloseすっからな」というメールが来て、Juniperさんに負担だけかけて終わるはずです。

最高に拙い英語で「I will use the vMX trial for myhome laboratory. Ah…, I confirm the interoperability, Uhh…, cisco, brocade and some vendor’s routers.」とか言ってたわけですよ。
Juniper社のお姉さんは英語をめっちゃゆっくり聞き取りやすく話してくれてるのに、いまいち聞き取れなかったし。(駅のホームだったという言い訳)
とにかく「Thank you for calling.」とか言って電話を切って「これ面接だったら落ちてるわ」とか謎の落胆を胸に抱えることに。

気づいたら使えるようになってた

「もういや…vSRXダウンロードしょ…」と思ってダウンロード画面に行くと、アカウントが存在しないといわれる。
Juniper社にご迷惑をおかけしたのでBANされたかと思って呆然としていたら、数日後

1
Please be informed that I already provided you access to download the trial version of vMX. Please confirm.

と書かれたメールが届き、ダウンロードできるようになっていることが確認できて、今に至るのです。

終わり

あんまり変に吹聴して回って、実はこれが通るかどうかはオペレータ次第で厳密に言うとアウトだよ、とかいう話になってJuniper社その他皆さまに迷惑がかかったら申し訳ないなぁと思うのですけど、今回はこのような運びとなりました。
Juniperさんありがとうございます。
これで心置きなくvMXもネタにできます。

おわり。

Built with Hugo
テーマ StackJimmy によって設計されています。